祟殺し編2

昨日書くの忘れてた('A`)
>山勘ですが、入江はループが認識できる人とします。
最後にこれなきゃ話が合わない。


▼足音の正体
 祟殺し編の見えない足音=鬼隠し編の見えない存在という前提で。
 鬼隠し編では見えない存在に初めて気付いたのは、14日目のレナと別れて自宅の玄関に着いたときです。ちなみに鬼隠し編では足音がひとつ多いという現象は起きていません。
 祟殺し編では綿流しの日の夜に鷹野と別れて玄関に着いたところで足音がひとつ多いことに気付きました。


 ここで黒梨花。(「一人称が私」の梨花=黒梨花=フレデリカという前提)
 彼女が出てくるのは暇潰し編目明し編罪滅し編。そして、梨花と黒梨花が一緒にいて、話す場面は罪滅し編のみ。ここでは彼女はグラスにウィスキーを入れ、味わうことができるということから物に触れるというのは間違いありません。ウィスキーを飲めるということは、恐らくは普通の食事もできるでしょう。
 しかし、


綿流し編
>「……冷蔵庫に、沙都子ちゃんの作った2人分のお夕食が、丸々手付かずでサランラップに包まれて入ってたから。」


この内容から沙都子が黒梨花に食事を作ってない、つまり黒梨花の存在を知らないという可能性は非常に高いです。
 となると、黒梨花は沙都子に存在を知られることなく普段は梨花と過ごしていることになります。これは普通に考えれば不可能ですが、黒梨花の存在を少し非現実的に定義すれば不可能ではありません。


 黒梨花は普段は姿は見えないが、物に触れたりすることはできる。つまりポルターガイストみたいなものですね。
 そして自分の意志だけでできるのかは分かりませんが梨花の体も借りることができる。
 こういう存在なのだとすれば、黒梨花梨花たちの家にいながら沙都子にはバレないということができると思います。
 肉体は見えないだけなのか、実際にないのかはよくわかりませんが。


 話を戻します。足音の正体は黒梨花ではないかというのが僕の推測です。
 鬼隠し編では圭一はなぜレナたちと仲が悪くなったのかという原因を探るために。
 祟殺し編では圭一が叔父を殺した後でどういう行動をとるのかを見る為に。
 他にも目明し編ならば詩音がなぜあんなことをしたのかなどを見る為に。


 こう考えると罪滅し編で黒梨花鬼隠し編での圭一のしたことを全て知っているのもわかるとおもいます。なぜわざわざぴったりくっつくような距離でいたのかというのはこの際無視。
 ちなみに何かが起きて悟史も黒梨花と同じような存在になってしまったとすると、目明し編での詩音と富竹にしか聞こえなかった音はそれぞれに悟史と黒梨花がくっつていたのが原因という考え方もできると思います。



▼生きていた鉄平
 これ一気に書こうと思いましたが、圭一が殺したのは本当に鉄平だったのかと再び疑問をもってしまったので今日はやめ。圭一がなぜ鉄平の足がバイクであることを知っていたのか?、外見はいつ見たのか?というのが一番の疑問。


祟殺し編
>(沙都子の叔父の足が、基本的にバイクであることはわかってる)


>…その外見だけは以前来た時に見たのでわかってる。


 タイミング良く川沿いをバイクで走らせれば鉄平であろうがなかろうが殺してしまうのではないかと思った訳です。
 沙都子が故意に圭一にそういう情報を流し、他人をバイク乗せてどこかへ行かせたとなると話は随分と変わると思った。
 圭一が殺したのは他人。そうなると鉄平が生きていたというのも納得できますが沙都子がそうする理由がわからない。圭一に鉄平を殺させて、あとは演技でごまかすだけでいいのに。(元々最近の僕はそう推測していた)


 一度そう考えると他にも疑問が次々と浮かぶ。
 あんなに暴力的な鉄平がバイクから転倒させれてバッドを持った少年に迫られただけ(だけでもないか……)であんな惨めな声を出して逃げるのか?
 バイクに乗っていた人物は実はヘルメットをしていて、圭一はヘルメットの上から鉄平と決め付けたのではないか?


 考えすぎのような気がするのでやっぱり元の通りに圭一が殺したのは鉄平ということにしとうかなぁ。