DDD2

DDD 2 (講談社BOX)

DDD 2 (講談社BOX)

うわー、やばい。おもしろすぎる。
日守秋星のイメージがだいぶ違った。
ガンツの吸血鬼チックな人らみたいなもんだと思ってたんだ。安直に外見から。
S.vs.Sのラストはアーチャールートっぽかったね。なんとなく、イメージの話で。


伏線が多すぎてもう忘れちゃったかも?っていうくらいだけど、伏線みてるだけでわくわくしてくるぜ。
とりあえず、明らかな伏線、伏線?っていう伏線を覚えてるだけ羅列。
読み返したら絶対増えるだろうな



「第十三号福祉施設の前にはマリオンという喫茶店がある」(P70)
「オリガ病棟、クリスマス。白昼の夢。Malion in daydream」(1巻)
「十一月の地下鉄事件」(P353)
「この手の白昼夢は、一年前に味わったから」(P404)


「そうだ、能図は? 噂なら、あそこは悪魔憑きの隠れ家だって」(P123)
「まさか。妄想団地ってのはただの怪談だ。あんな話、本当である筈がないだろ」(同)
「お巡りさんリンチ事件というのは七月あたりに起きた」(P222)
「その棟はオの十三番棟。この地図は古いのか、オのカテゴリの建物は十二番目までしか記入されていない」(同)
「95年 ■■、出現。能図妄想団地。山田さん全焼事件」(1巻)
「能図の工業団地はますます閉鎖的になってますね。団地の住人が道ばたでリンチにあったりするのも珍しくないんで、外に出てこないんですよ」(P353)


「おじさんは悪魔の真似事をしていてね」(P192)
「一つ願いをかなえてあげよう。ただし、大切なものと引き換えだよ」(同)
「これといった特徴のない初老の男だったらしい」(P122)
「奪うだけ。霧栖の記憶にある悪魔と名乗ったオトナはただ、彼らから奪うだけの未熟な悪魔だった」(P123)
「―――いいとも。以前は上手くいかなった。そのお返しという訳じゃないが―――」(P257)
「帽子の男は彼に悪魔を取り憑かせた」(P258)
「男の外見以上にありふれた、いたって普通の名前だった」(P261)


「ああ。祖父から話を聞いてやってくれ、と頼まれてね」(P138)
「よほどの人物の後ろ盾がなければここまでの特権は与えられないだろう」(P361)
「もっとも得意な仕事―――いや、神業めいていると言える唯一の作業が、望遠鏡による現場の状況測定なのだ」(P366)


アゴニスト異常症の原因となる病原体の総数は判っている。奴らは増えない。何でもありのふざけた連中だが、これだけは初めから決まっている事だ」(P155)
「病原体の滅菌は九〇年に完了している」(同)
「発症の可能性があるとしても、最大で五千人。それ以下はあれそれ以上はないとの事だ」(P156)
「現在発見されたA異常症患者は約四千人。そのうち死亡した患者は約三千人。オリガ記念病院に入院しているのが約六百人」(同)
「ああ、C県が一番多い」(P157)
「今までの経歴から幹部の素養があった彼にとって、患部と新部の形成にそう時間はかからない」(P258)
「―――アンタ、もう血液感染しちまってる」(P373)
「―――日守。おまえの目的は"H"か?」(P388)
「D判定の中でも更に特別な患者は"なし"と呼ばれる。もはや人間としての原型がない、という隠語でね。今のところ三人ほどこう呼ばれている」(P389)



「口には乱杭歯がズラーっと並んでいた」(P165)
「十年ぶりの故郷ってのは、まあ、冷たいもんだねえ」(P166)
「これはこれで頭の後ろの方に回しておきましょう!」(P334)
「毒への耐性がまったくない、マジで致死毒を受けたのに、立派に生きてちゃダメだろ!?)(同)
「アンタのお眼鏡にかなった運のない子も」(P336)
「―――ふうん。それは、ますます当たりかねぇ」(同)
「この人がなんで殺人鬼なんぞをやっているのかを知ってしまった」(P353)
「この手の障害を負ってなお正常に活動する悪魔憑きも存在する」(P403)


「……今は三つ。能図の団地と、支倉の工業地帯にある安い寮と、盗聴用に警察署の近くのアパート」(P336)
「顔の切り替えも三人までなら蓄積できるようになった」(同)


「足は見た事あるんだが、腕っていうの初めてデスよ?」(P249)
「打てないというなら力を貸してあげようか? 君がその肘と目をくれるのなら―――」(P279)
「名字に鳥とか魚とか、動物を表す感じが入ってないと雇わなかったんだとさ。人間が嫌いだったのかね」(P352)


「外ればかりだった以前とは大違いだ。―――これは、この街もいよいよ末期だな」(P259)


「――直径三メートルの……なに?」(P252)
「だって―――アンタが一番、イカレてるよ」(P327)

疲れたうぼぁー。
やっぱり年表的に一番楽しみなのは能図妄想団地かな。
でも今回の終わり方は最高だったので、次巻はどの話になるのか。
時系列的にはやっぱり、能図妄想団地な訳ですが。
ロマンさん生きてますよね。


最後のオリガ杯の名前の横はアルファベットは所属病棟だよね。
となると夢見がちファッキン泥棒猫シエスタE判定
檻我鞠音という名前といい、火鉈の目的だったらしいといい、いろいろありそう。
A判定の、日守桜夏ってもちろん秋星の妹かなんかですよね。
あからさま過ぎて疑うが。
的さんが秋星の目的はハートレスか?と聞いたことから、この桜夏がハートレスなのかな。
でもアルファベットが判定だとすると、桜夏はA判定で、ハートレスはD判定。
うーん。
銀河最強ニート、大熊猫目々も気になる。
"パンダ"?と思ったら"おおくまねこ"でいいそうで。
悪魔憑き関連は全部気になる。
しかし、これだけ魅力的な設定を出しといて全滅というのが、西尾を思い出させる。


秋星さん、死ににくいというのはわかったけれど、ミンチになっても生きてるのはスピードとか常にクライマックスとか関係ないんじゃ。
その地下鉄事件も年表に載ってないしねー。
ほんとにただ背中押されてミンチになるのを見ただけっていうのが、1Pぐらいで書かれるんじゃ……。
殺人鬼の理由も判るらしいからそれはないか。


能図の次に気になるのが帽子の悪魔。
名前は山田さん?
マキナが見た燃えてる人っていうのは、自分じゃなくて、山田さん全焼?
カイエと帽子の悪魔がストーリー的に薄いというか、重要なのに見えてこない。
どう関わってくるんだろーなー。
原初の悪魔はカイエなのか、帽子の悪魔なのか、それともほかの新キャラ?


誤字かなにかかと思ってたけど、2度目がでたの違うらしい"とりののり"。
理解できない。


ふと思い出したけど、久織家ってどこにあったんだろう。
能図団地ならますますマキナが見たのは山田さんっぽいけれど。
確かめてないが時系列もあってそうだし。


的さんの秘密もいろいろありそうですね。
↑の伏線のとこには書き忘れたけど、アリカが的さんの秘密を知るー、みたいなのもあったし。


ああ、妄想って楽しいな。
ほかにもいろいろあるけど、読み直さないと出てこなさそうなのでまた次回。