アクセルワールド
いやー面白かった。
ひさびさに大賞作品でおもしろいって思える作品だった。
こういう雰囲気の作品は本当にいいなー。近未来的な仮想世界のような。
次作のソードアートオンラインなんかまさにドツボだし。
もう溢れすぎな作品な気がするけど、仮想世界で死ぬと現実でも死ぬみたいな設定は何度みても興奮する。
クリスクロスとか.hackとかシフトとか。他に知らないけどきっとあるだろう。
この作品はまあ死なないけど、ポイント0になったら記憶を失うくらいはあってもよかったなあ。
正直加速がなくなってもスポーツやってない人にはそんなに影響なくない……?みたいな感じだし。
特筆することはない作品だけど、ひじょーにバランスのとれてる作品だった。いわゆる王道。
バランスはとれててもつまらないというのが多かったから嬉しい限り。
ただこれもソードアートオンラインもWeb公開作品らしい?から新作がどうなるかが。
面白くても時間がかかるのかなあ。
七姫レベルの刊行間隔だったら泣きそう。


主人公はA君みたいな感じの。
最底辺といってる割になかなか周りに恵まれている。
思考加速で勉強というのがいまいちわからなかった。
監視カメラを利用してカンペでもそこらへんに置いておくのかしら。
考える時間がいくら延びても解らないもんは解らないよね……。
まあタクムは自分でものすごくがんばっていたようですが。
あと加速者同士の対戦のせいか加速の恩恵がかなり薄く感じる。
ニートに加速があってもやることない時間が増えるだけだよ!
年齢低すぎなのもちょっと気になった。高1くらいがちょうど良かったんじゃないかなあ。
襲撃犯はまるわかりだったけど、あのままぶちのめさなかったのは良かったなー。
あそこからまた友達になろうね的な展開は好きだった。
もちろん翼が生えるあたりも好きだったけど、やっぱり反射神経がもっと役に立つ場面が欲しいな。
この主人公が優れてるのは飛行できることのまえに反射神経だと思うし。
将来的には加速対戦の中でさらに加速とかして欲しいです。
あとちゆりかわいい。


イラストがhimaさんというのが驚いた。
あの人のロリっこの絵は好きだからかなりよかった。
黒雪姫の取り巻きがかわいすぎた。


説明のたりない設定もまだまだあったし、続きにすごく期待!