トリックスターズD

トリックスターズD (電撃文庫)

トリックスターズD (電撃文庫)

おもしろかった
序盤では無意味と思わせる引っ掛けも後半で生きてくる伏線は好きだ
作者の自己満足ともとれるような、気付くわけねーだろ!って感じの伏線も大好き
それにトリスタ、トリLというのは登場人物が書いた小説だと出すことで、今までの話は全部ウソなのか?本当なのか?と混乱させるあたりも好きだった。
というか、本当のトリスタ、トリLは本当にあったんだよね……?
実はよくわかってなかったり。


主人公が気を失ってりりこが名前を呼ぶときに「………君!」ってなってたあたりで、これは主人公じゃないんだなとは思ったけど、あのバイトくんだと判断するのは無理だったw
さっき〜〜にいたよねとかは、普通に無視してた。
最後でいってたが結界内のりりこは結局アレイスタークロウリー三世だったのか?
結構ぼーっと読んでるのでいまいちわからない。
とりあえず、次回作は学園祭の二日目。
さらに次回は三日目になるのかな。


そういえば、まえがきの「トリスタとトリLを読んでおくと、前作から〜〜」という部分ってなんだったんだ。本当に主人公は事件に関っていなかったのか、前二作はいなみの創作の話という設定なのか、読み終わったいまでも混乱したままだ。


φシリーズは切ったけど、こちらは切らなくて良かったと思える作品でした。