断章のグリムⅠ 灰かぶり
- 作者: 甲田学人,三日月かける
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2006/04/01
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 45回
- この商品を含むブログ (127件) を見る
神の悪夢の泡がうんたらこうたらで、元型が再現されるとかなんとかというお話。
小さい頃になぜか分厚いグリム童話上下を読んでいたおかげで、ディズニーとかに編集される前の童話の話はある程度知っていたので楽しめた。
とか言ってみたけど、実はあんま覚えてません。
シンデレラの義姉たちの足を切り落とすとか覚えてたけど、鳥が豆拾うとか、目をつつくとかあったっけ?
この人の書く見えない恐怖の演出は大好きだ。
僕が好きだったMissing1とMissing3(?)のような雰囲気がでているような気がして楽しめた。
化け物がでると陳腐な感じだけど、出る前のあの瞬間が好き。
マンションのとことかね。
この人は後半になるとグダグダになるという印象なので今回はがんばって欲しい。
主人公と幼馴染の過去もやや曖昧だったので詳しくはこれからでるよね。
そういえば絵師さん変わってたけど挿絵の雰囲気はそっくり。
これは絵師さんというよりデザインの人とか?
よく知らんが。
次回はなんとなく白雪姫あたりとか?
童話の原作がなかなかホラーっていったらもう白雪姫しか覚えてない。
確か目覚めた白雪姫が魔女を糸車で殴り殺すんですよね。確か。