ひぐらしのなく頃に 皆殺し編 感想

日記の日付12/31だけども実際は1/1。
うちの日記は午前二時からが翌日です^w^
しかし、年越しをひぐらしをしていたら気付かなかった。
まあいいけど。
つーか、感想一度消えて二度目。
書き直すのだりいorz


ネタバレあり。


皆殺し編は本当に賛否両論になりそうな作品。
物語として見れば最高であるけど、資料集めやらなんやら真面目に推理した人はパソコンぶっ壊しそう。
僕は幸い前者なので最高傑作と思えるくらい楽しめました。
まだやり終えたばかりだから興奮しているのが原因かもしれない。
ただ「皆殺し」というタイトルなだけに最も惨い作品でもあります。


ひぐらしはほぼ全てが綿流しを境に前後編に分かれてもいいというくらいに前半、後半で印象が違います。
鬼隠し編から目明し編までは、「日常」と「非日常」。
罪滅し編では「リナ鉄平殺し」と「学校篭城事件」。
だから皆殺し編もきっとそうなのだろうと思いながら始めたのだけどその前半部分がとても長くて綿流し前で既に感動をしつつあった。
皆殺し編の前半にタイトルを付けるならば「雛見沢団結」とでもいうんでしょうか。
この部分は正に祟殺し編の幸せな方向へと行ったifの世界。
ここは本当に圭一が主人公みたいに思えるんですよね。
何の特殊能力もない人間がここまで主人公と思えたのは久々です。
圭一が本当の本当にかっこいい。
そしてBGMもまたその部分にあっていていい。
沙都子が助けてと言った場面とかは涙出そうになった。
ちなみにこの時点でプレイ時間は3〜4時間ほどでしたが、綿流し前日。


そして、綿流しが過ぎてこそがひぐらしの真骨頂。
同じくタイトルをつけるなら正に「真相編」。
祟殺し編の謎のほぼ全てが解ける。
全編通しての謎の富竹と鷹野の死。
鷹野は綿流し編の時点で1,2番目を争う怪しい人物で罪滅し編では猟奇趣味の一般人。
そして、皆殺し編の前半ではお茶目な人物という位置付けにあるのだけども、やはり全てにおける犯人であったと。
やっぱりと思えばやっぱりなんだけども、意外だと思えば意外とも思える微妙な位置にいたといってもいい人物。
富竹に注射をするという時点で全ての黒幕だったんだと一気に謎が解けた気がしました。


そして大石車が行方不明になった原因が分かる時とかはもう。
本当にひぐらしをやってるのか?二次創作ではないのか?と思えるぐらい無慈悲に殺されるのは何ともいえなかった。
一番うわあと思えたのは圭一が殺されて、その後順番に皆が撃ち殺される部分。
前半部分の高揚した気分が完全に消え去ってた。
こことかキャラを純粋に大好きだった人はすごいショック受けるだろうなあとか思ってた。
もちろん僕にとってもショックな内容でしたが。
こういう残酷な部分にはアンチが増えそうなので嫌だなあ。
あと、雛見沢症候群も。
これで文句言う人を見るだけストレスがたまりそう。
まだネット上の評価知らないのでいるのかは知りませんが。