怪談と踊ろう、そしてあなたは階段で踊る

はい、昨日タイトル書き間違えました。ほめんなさい。
語ろう→踊ろう。なんでこんな間違えをしたんだ。


それはともかく、内容はやっぱり祟り系ホラー。
時代はわかりませんが舞台は鹿骨市。
これはひぐらしの世界と一緒と考えていいのか、それとも同じ名前の別の世界か。
ひぐらしパラレルワールドも存在していそうなのでどっちとも取れる。
中身は軽い気持ちで始めた自分たちで考えた祟りがいつの間にか本当に祟りになってしまった。
みたいな内容。
竜騎士さんの「ひぐらし」にも言えることだけど、最初は遊び的なまったりとした雰囲気なのがいつの間にか恐怖というものにすり変わっている。
これは本当にうまいと思う。


”未知というのが恐怖だ。”
というのが某月作品でありましたが、全くその通りだと思った。
祟りの本人であるはずの自分たちがやっていないのにも関らず祟りが進行してしまう。
それも悪戯レベルから不法侵入、果てには傷害事件までと発展してしまう。
これは祟りという名を借りたクラスメイトの仕業なのか、本当の祟りなのか。
ひぐらしの祟りシステムにも似ていますね。
とにかくオチが実に楽しみでもある。
印象に残ったのは笑い方はやっぱり
「「わっはっはっはっはっは!」」
だったこと。
とりあえず、竜騎士さんは小説家としても十分やっていけるということ。
他人は知らないが僕の中ではそうなった。